ナオの取り組み

提供者と消費者をつなぐ『コミニュケーションツール』 

(有)ナオは現在ワインの品質管理、販売についてのコンサル業務、そして『ラベルホルダーNAO』の製造販売を業としています。また関連会社で輸入ワイン専門の検品業務、リーファーワインの販売業務を行っています。
洋酒輸入商社に勤務した経験から、ワインはアルコールに弱い日本人に合ったアルコール度数(12〜13%)であることや、たの酒類に比べて、華やかさを合わせ持つところから、今後日本のマーケットに広く受け入れられる商品であることを確信しました。また食事とともに楽しめる食中酒であったこと、女性が抵抗なく飲めるアルコール飲料であること、そして種類が多く様々なバリエーションを楽しめることなど、日本人が受け入れやすい飲み物だったことも大きな要因です。
 
しかしクリアすべき課題があることに気づきました。
それはワインが持つ商品特性のうち次の二点が売れる要因でもあり、売れない要因ともなるからでした。
それが、①多様性、②変質性です。
 
①の多様性とはまず種類が多いこと、そして外国産ワインのラベルがフランス語、イタリア語、ギリシャ語など世界各国の言語で表示されているため商品を読んだり、記憶したり、また選択、購入する際の障害となっているということです。具体的にはレストランでワインを注文する時、読めないと躊躇してしまう、あるいは飲んだワインが美味しかったので次回その店に行った時注文しようと思っても、思い出せないといった経験を多くの人が経験していたはずです。要するにもっと消費者に選択しやすい工夫が必要な商品といえます。
 
②次に変質性とはワインには熟成と劣化という良い変質と悪い変質があるということです。熟成はワインが持つ成分が時間とともに化学変化を起こし、素晴らしい香り、味を生み出します。一方劣化は酸化や酵素の働きで本来持っている風味とは全く別の変化を引き起こします。
私自身、原産地で飲むワインが日本で飲むとあまり美味しく感じられないといった体験から、ワインには劣化を防止するため他の酒類に比べ格段の配慮が必要であることを知ったわけです。特に温度管理が適切でないとすぐ劣化し美味しくなくなります。世界のワイン生産地から遠く離れた日本までの輸送経路と温度変化の大きい日本の気候がワインの本来の風味を味わうことの障害となっていたのです。
 
このように①商品の多様性と②温度劣化に代表される変質性が、今後のワインの消費拡大の大きな鍵となるとの認識を持つに至ったわけです。
 
そして、①商品の多様性にたいする私たちの一つの答えともいえる商品が、ワイン提供者と消費者との『コミニュケーションツール』である『ラベルホルダーNAO®』です。
 
 

 
 
 

ワインの鮮度革命

 もう一つの、②温度劣化に代表される変質性については、『リーファーワイン協会』の趣旨に賛同し、一貫した正しい保管環境による、劣化のない鮮度のよいワインが流通する市場の実現を目指して、インポーター、流通業、倉庫業、酒販店、料飲店など、ワインを扱うさまざまな業種に対してワイン品質管理に関するコンサルタント業務やリサーチ、業務サポートなどのさまざまな活動を展開しております。
 
鮮度が向上すれば、ワイン需要は飛躍的に伸びると確信しております。美味しいワインが増えるからです。
かつてビールが冷蔵庫の普及で鮮度を約束された時、飛躍的に売上が伸びたと同様のことが起きると信じております。
 

会社概要

商   号   有限会社 ナオ
 
設立年月日   平成9年2月7日
 
所在地     〒140-0013 東京都品川区南大井3-34-8 藤和シティコープ大森701
 
目   的     1.特殊剥離シートの製造及び販売
         2.日用品雑貨の卸及び販売
         3.ワイン品質管理に関するコンサルタント業務
         4.前各号に付帯する一切の事業
 
資 本 金    300万円
  
役   員    取締役  石塚 直子